さきぞう

創業満五十周年 感謝の挨拶

声明公演
Shomyo Performance

佛教音楽声明公演有難うございました。
昭和62年恩師天納傳中先生と大原勝林院で第一回開催、現在も先生のお弟子さん達で継承されています。

挨拶
Greeting

みなさまのお陰様を持ちまして、誠にありがたく、本年3月21日、さきぞう創業満五十周年を迎える事が出来ました。

御礼
Thanks

創業当時はその日や、その月を如何に過ごすかに追われ、まさか五十年も存続出来るとは考えてもいませんでした。
これも一重に「さきぞう」に関与ご協力戴いた、みなさまのお陰様と、心より感謝申し上げます。

経緯
Background

テキスタイル・デザイン会社勤務中、当時アメリカに挑戦され、最近亡くなられたパリコレ・デザイナーから直接刺激を受け、
ちりめんで洋服を作る目的で独立創業しましたが、洋服を作るための準備に、型紙不要のネクタイ製造販売から始まり、
専務の参画で洋服メーカーとなりました。

当初は、シルクの縮緬で制作しましたが品質と価格で失敗、レーヨンで販売は成功しましが品質に問題が。
最終的に洋服を完成させるために経糸を重視したポリエステル縮緬を開発しました。

百貨店で全国制覇
National domination

そのころ開店した心斎橋パルコに出店、
西武百貨店関西担当山崎光雄常務から西武百貨店社長への道程と共に西武百貨店から全国展開へ、
他の百貨店にはOEM又はフランチャイズで展開、パルコと百貨店で全国制覇しました。

海外挑戦
Overseas challenge

1979年東京で服飾学校を卒業されたシンガポール人に請われ、輸出が始まり、
翌年にはGAP誌の推薦でフランクフルトのメッセ・インターストッフに出展、パリ及びロンドンで展開しました。

また、アメリカにはロス、シカゴにても展開しましたが、1985年のプラザ合意で輸出は頓挫しました。

和装業界でも全国制覇
National domination

昭和の終わり頃、小泉グループ日本きものセンター 故小島達三社長とLOEM(商標貸与受注生産)契約を締結、
その後ワタイク 故鳥居甲子郎社長、大松小澤淳二社長とも契約を締結、
月の友等の訪問販売にも、タキヒョー社のお陰で生産能力の対応が出来、和装業界でも全国制覇が出来ました。

継承のために資産運用へ
Inheritance

タキヒョー社へ委託加工に踏み切ったことから不要になった草津駅西口前の自社縫製工場を昭和の終りに売却、
代替に京都市内の新築ビルを取得、家賃収入を学習しました。
続いて、同社のお陰でちりめん洋服用の不動産を売却、不動産投資を加速しました。
当初は居住用不動産投資から始まり、店舗用の不動産投資へ切り替えて行きました。
幸いに京都に永代居住していましたので、バブル崩壊後、近隣知人の不動産持込により、多くの不動産投資が幸運にもできました。

憧れの北湖西に
Longing

昭和63年(1988)次男が比叡山中学の二回の夏休みを利用、自転車で琵琶湖一周を二泊三日で二度試みました。
その折湖東はドロドロ、湖北はヌルヌル、海津大崎を過ぎて初めて琵琶湖本来の水質を知りました。

エキシブ琵琶湖モデルの学習
Study

琵琶湖にエキシブが1997年開店したからと名古屋のタキヒョー社に案内頂き、その仕組みに驚きました。
このビジネスモデルの学習、さきぞうオリジナルのローカルミニ版「京都市内と琵琶湖北湖西」に挑戦したくなりました。
エキシブ琵琶湖の西向かい側、大丸百貨店が北湖西中庄浜の保養所売却を住友信託銀行から聞き1999年即刻取得しました。
その後今津港南、海津大崎公園ホテル跡地、内湖川端かばたの針江も取得できました。
2024年には北湖西にエキシブのサンクチュリア琵琶湖がオープンされます。

創業者三名の神輿で世界ブランド
World Brands

後継者へのバトンタッチを始めたのは約15年前、継承者のお陰でちりめん洋服のご隠居さんになれたのは約5年前、
私たち創業者三人は、製造、販売、会計を其々担当、
乏しい資金を持ち寄り、報酬遅配や24時間勤務をものともせずに戦ってきました。
創業からは「日本一のちりめん洋服ブランド」を目指し、
1979年からは「世界一のちりめん洋服ブランド」を目指しましたが1985年のプラザ合意で頓挫しました。

私たちは子弟に継承させるためにちりめん洋服メーカーは極小で存続させながら、資産運用経営に切り替えました。
継承者たちには、自分たちが誇れる仕組みを創生し、自らの、知恵の御旗を上げなさいと提案しています。

新たな挑戦
New Challenge

海外輸出体験から北湖西に2017年実験的に、一つの門(ゲート)の別荘地四邸を憧れの平屋建てでスタートしました。

本年リゾート・トラストが北湖西近江白浜に進出の報で、
所有する「海津大崎ホテル跡地2800坪」「中庄浜公園1500坪」「今津港400坪」「針江内湖300坪」の四カ所40邸余と
京都市内の「東山二万八千坪の内二千坪に山荘」「平安神宮道」「高瀬川」「高野川」「修学院」等に
「別荘・別邸」企画が数カ所継承者により打ち出されます。
継承者達が、私の抱いた夢の実現に懸命にプロデユースして戴いています。

訃報
Obituary

誠に残念ですが、創業者三人の一人操常務は2014年65歳にて他界しました。

今日私たちの存在あるのには、彼女の尽力は欠かせませんでした。この場で彼女に衷心より感謝の意を伝えたいと思います。

五十年・半世紀の、感謝のご返礼
Thanks in return

みなさまに支えて戴いたお陰で、現在ここに立つ事が出来ました。

感謝のご返礼と致しまして私の資産全てを新しく設立の「さきぞう財団法人」に寄付する事をこの場でお約束申し上げます。
新設の財団法人は「未来の人たちの為に」をモットーにしたいと考えております。

財団は、佐川急便創業者奥様の遺産で美術館が生まれたというのも刺激になりました。

結び
Closing

子弟には会社・仕事を贈り、みなさまには財団法人をお贈りします。

本日はご来臨誠にありがとうございました。

お陰様で、本日、五年後の五十五周年に向けて、船出する事が出来ました。

2022年3月21日縁
2022年9月17日
田村佐起三拝
2022年9月20日更新

  

寄付贈呈の儀・目録贈呈の儀

創業50周年感謝祭 1972~2022
井筒屋菩提 1723~2022

令和4年(2022年)9月17日
贈呈者 賀茂御祖神社鴨涯住人 田村佐起三

京都医療センター 小池薫院長  代理/小西郁生名誉院長
※小池薫様に代わり代理人 京都医療センター名誉院長小西郁生様
(元京都大学附属病院副院長,元京都医療センター院長)

1,金壱百万円也
右、昭和59年(1984年)胆嚢摘出手術以降のアフターケアに感謝して第15回贈呈いたします。
令和4年9月17日
賀茂御祖神社鴨涯住人 田村佐起三
京都医療センター院長 小池薫様
浄土宗大応山三宝寺 田畑誠一住職
※本年で井筒菩提継承299年、来年は満300年になります。

1,金五十万円也
右、推定享保8年(1723年)からの菩提護持に感謝して贈呈します。
令和4年9月17日
賀茂御祖神社鴨涯住人 田村佐起三
浄土宗大応山三宝寺
住職 田畑誠一様
NPO法人下鴨学区自治連合会 菖蒲池邦雄理事長
※同自治会館新築には前原先生のご意向に合わせ寄付準備しています。

1,金参百万円也
右、自治会館新築にあたりNPO法人認定次第寄付いたします。
令和4年9月17日
賀茂御祖神社鴨涯住人田村佐起三
NPO法人下鴨学区自治連合会 理事長菖蒲池邦雄様

創業満五十周年記念感謝会

さきぞう創業満五十周年記念感謝会
さきぞう創業満五十周年記念感謝会
さきぞう創業満五十周年記念感謝会
さきぞう創業満五十周年記念感謝会
さきぞう創業満五十周年記念感謝会
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さきぞう創業満五十周年記念感謝会
さきぞう創業満五十周年記念感謝会
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さきぞう創業満五十周年記念感謝会
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さきぞう創業満五十周年記念感謝会
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